モナカです(黒ウサギ)

ミニレッキス(姉) と2歳になった息子(弟) の記録 @札幌 を続けたい(目標)

モナカ、病院へ行く ~避妊手術 1~

どうも、モナカのお世話係です。

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昨日ふれました、モナカ疑似妊娠なのかも?事件から間もなくして、一度健康診断でお世話になった動物病院へ相談しました。

 

旦那さんには「そこまで必要でしょうか?」と問われ、私も決断しきれない。一旦、獣医師のお話も聞いてみたい。

 


そこでお医者さんがおっしゃるには、(詳細にメモしてれば良かったのですが私の記憶によると)

 

・ウサギはネコと同じく繁殖能力のとても高い生きもの。すなわち、生殖機能の病気にもとてもかかりやすい生きものであるということ

・あくまで病院の統計だが、ウサギの寿命を長くて10年とみても、その半分を生きた時点から8割が生殖機能の病気にかかっているということ

・この病院ではまだ事例として発生してないが、ウサギは少しの出血やショックで突然死をしてしまうこともある生きものであることを覚悟して欲しいということ


このお話にはちょっと衝撃的でした。人間と同じ。
長く生きるということは少しずつ免疫力が低下していくし、病気ひとつせずに長生きするなんて、むしろ考えにくいことなのですよね。


そうなのであれば、私たちはモナカにどう過ごしてほしいか。

 

私は同じ女性として、生殖機能の病を患って苦しんでほしくないなぁ。と。
完治するまでにどのくらいかかるか分からない期間を、ずっと薬飲ませたり、何度も通院させたくないなぁと。
しかも痛みがもし続くんであれば尚更。人間だって、ずっと痛みと不安を持ちながら生活するのはとても辛いもの。

 

もちろん、そういった病気にかからないかもしれない。

でもタラレバ言っている時間は無駄なのです。自分の将来だって分からないのに。とりあえず今、分かっていることは
「出来ることなら元気に長生きしてもらいたい。じゃないと、モナカも私たちも悲しい。」この1点でした。

 

するんであれば、今が最適。1歳前後の体力があるうちが。

 

ということで、毎日混雑している人気の病院ですので、ちょっと遠くなりますが手術日を予約し、お願いすることといたしました。

 

2016年11月。
当日は旦那さんが仕事で車が無かったので、ここは急きょお世話係の父上と母上にお願いして車を出していただきました。(完全ペーパードライバーに車貸すくらいなら休みだし運転するわ、と父が……有難い)

 

まず午前中にモナカを病院へ預けます。
最初に健康診断をし、手術を受けられる状態かどうかを調べてから、午後手術にとりかかるとのことでした。
もし手術は無理と判断したら、すぐご連絡します。とのこと。

 

お昼を過ぎても連絡は来なかったので、ああ無事に始まったんだなぁと思いながら過ごしたのを覚えています。

 

17時頃引き取りにいらしてください、と言われていたので時間通りに再度病院へ伺うと、キャリーケースの中のモナカが現れました。

結論としては、無事成功。

・絆創膏をしているが、ウサギがどうしても気にして舐めるようだったら外してかまわない。自然に剥がれても問題ない

・なぜなら傷口はウサギでも噛み切れないようワイヤーで縫合している

・食欲は必ず落ちる。1日目は食べなくてもいいが、2日目の朝も全然食べないようだったら必ずすぐ連れて来ること

 

ということでした。
ドキドキしながら聞いていました。(上の写真は、別の件でのお薬で、ややこしくしてすみません。この避妊手術でお薬は出ておりませんよ。)


ちなみに、渡された血液検査の結果の表が私の検診結果の表より詳しくて焦りました(笑) 色んな数値がずらーっと表記されていて、ちゃんと初心者に丁寧に教えていただきました。数値が「参考基準範囲」に足りてなくても、手書きで「充分です」と加えてくれていたり。


またモナカは初めてレントゲン撮影もしてもらって、見せていただきました。


なんと、腸の中に丸々とう●ちがコロコロ連なっている様まで分かる……!すごい!もうこんなスタンバイしてあるんだ……。と驚愕。

また、胃の中にあるゴミ(毛だったり紙だったり、何らかの口にしてしまった異物)も少なめだから問題ないですよ~と教えてくださいました。

 

色んなことを一気に体験して、モナカも私たちもテンパりかけた1日です。両親にはお礼にお昼をご馳走しました。嫌がられたけど。

 

色んな人の力にたよって生きているなぁと、モナカを通じて改めて思い知る日でもありました。

 

一先ず、大きな山は乗り越えてくれたモナカ。

2日後までに食欲は戻ってくれるのかな。それが一番心配でした。

 

家に帰って来てから、モナカはいつものゴロンチョではない、本当に身体全体を藁マットに押しつけるように横たわり、目もいつもは閉じないのに完全につむった状態。モナカ……。

 

きっとだるいんだろうなぁ。
まだ痛むのかなぁ。

もっと痛がってくれれば分かりやすいのに。全然表にださないって、本当なんだなぁ。

 

一番好きな、ドライ人参とリンゴを与えたら、ちょっとだけ口にしてくれた。でもこんなに食欲の無いモナカは、はじめてお迎えした日以来の姿でした。

 

頑張れモナカ……!と、応援することしかできないお世話係です。

 

※メモ※
避妊手術、各種検査代込みで約4万円でした。

 

その問題の2日後についてはつづきます。

 

 

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