北海道の広さは道民でもピンと来ないくらい広いのだ
どうも、モナカのお世話係です。
よく本州の人は北海道の広さをなめている、のような記事を見たりします。
「函館と札幌と旭川を1日で観てまわりたい。」
↓
殴る!!
みたいなジョークはよく耳にします。
そのくらいの有名な市町村なら、どのくらい無茶なことを言ってるか道民は分かります。
しかし北海道は広いんですよ。
広すぎて、たとえ道民だからと言って全てを分かっているかと思われたらそれは違うのですよ!!知らない所はたくさんあるのです!!
……という話をします。
今週、私の弟のところに3人目が生まれました+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
気付けば旦那さんの方とあわせて、甥ッ子・姪ッ子総勢7人となりました。なんてめでたい。
そろそろ本格的に≪お年玉・お祝金貯金≫を始めなくてはなりませんね。
その弟一家は道東≪中標津町≫(なかしべつ)というところにいます。
弟のお嫁ちゃんも札幌育ち。仕事の関係でそちらへ数年前に一家で引っ越して行きました。
酪農が盛んなので「人より牛の方が多い」と言われる地域です。
私はずっと札幌なので、はっきり言って道東はよく分かりません。
かといって道北(旭川市以北)もよく分かりません。
なんなら道南も結婚するまでは分かりませんでした。
道民って自分に関係無いとそんなものです。さっぱりしています。
3人目を生んだお嫁ちゃんは、帝王切開のため釧路市の大きな病院に入院しています。
なので幼稚園に通っている上の2人の子の面倒を見るため、今は私の母が中標津にて、お家のお世話をしに滞在中なのです。
いずれお嫁ちゃんのお母さん(も札幌から来る)と交代する、という流れのようです。
先日その誕生の報告があって、中標津にいる私の母ちゃんと電話で話したのです。
まだ名前が決まっていないというベイビー。
色々と聞いたりしていると、
どうも私の弟も上の子2人も、まだ生まれたてのベイビーを一瞬しか見ていない、と言うのです。
私「一瞬てどういう意味?もう生まれて数日経ったでしょ?」
母ちゃん「だって毎日会いに行けないじゃない」
私「え、なんで?釧路でしょ?」
母ちゃん「そう!私もそう思ってたんだけど、中標津から釧路まで車で2時間以上かかるんだよ。」
私「Σ(゚口゚;!!知らなかった!近いと思ってた!」
母ちゃん「私もこっち来て初めて分かったさ。だからまだ初日の1回しか会えてないの」
という経緯がありました。
そう。道民ってそんなものなのです。
住んでいない地域の地理は、分かっているようでまるで分かっていないのです広さを!!
てっきり、中標津と釧路は隣どうしくらいに思っていました。
違っていました。
40目前で初めて知りました。。。
ついでにざっくり、札幌~中標津がどのくらい遠いかというと。
……私も初めて調べて、ちょっと慄きました。
第1の手段。飛行機。
そう。中標津には空港があるのです。
適当に平日で調べてみたところ、片道50分、お値段なかなか。
第2の手段。深夜バス。
22:30出発→5:15に中標津着です。
悲しいことに、終点の根室市6:55着と運賃が変わらないっていう。なんだか釈然としない。。。
第3の手段。JR
そして(お世話係が)驚いたことに、札幌から中標津へ行くのに一番面倒なのが、実はJRでした。
何が何でも電車で行くんだ!!という場合は、
まず釧路行きの特急に乗りそのまんま終点で降りる。
↓
え、≪厚床≫……?初めて聞いたー。どこかもよく分からないけど、厚床(あっとこ)という所まで乗り換えるみたいですよ?
※道民だからといって、全ての地名を知っていると思ったら大間違いだ!!
↓
バスに乗り換えて……やっと中標津。
これだと深夜バスより時間も体力も精神力も使いますね。
そうか。弟はこんなに遠いところにお住まいか。。。
と、このように道民は大都会の人とは全く違う理由で、路線調べが欠かせないのです(笑)
だってまさかJR1本で行けないって、今知ったし!!
逆に、私の弟一家が札幌へ帰郷する時はどうしているかというと、自動車です。まぁ道民は自動車が無いとやってけませんから。
しかし小さいお子たちがいるので1日では札幌へ帰りません。
途中の帯広あたりで1泊して、やっと札幌入りをするのです。
うーん。遠いな。。。
ちなみにここ数年は、その弟一家が札幌へ帰郷できる盆と正月、お世話係は函館へと行ってしまうので道東の姪ッ子たちにはほとんど会えていません。
会っても人見知りされて、ちょっと打ち解けたくらいでお別れをするというパターン。
だって3人目生まれたけど、私まだ2番目とろくに会話も出来ていないのですよ!!一度も!!。・゚・(ノд`)・゚・。
このまま人見知りされたまま、3人は大きくなっていくんだろうなぁ(苦笑)
という、道民も北海道の広さをよく分かっていないというお話でした。