モナカの反抗期 ※およそ3時間
どうも、モナカのお世話係です。
相変わらず雪の降らない札幌です。
なんだかんだ言っても、1カ月後にはすっかり積もっているのでどうってことは無いのですが。
唯一、心配しているのは各地スキー場の人たちですね。そろそろオープン予定のスキー場とかありますからね。
さてモナカさん。今思えば反抗期だったのでしょうか。
木曜日の夜。
金曜に札幌で仕事があったため、旦那さんが帰宅することになっておりました。
なのでお世話係は仕事から帰ってすぐ晩ご飯の支度にとりかかったので、あまりモナカさんにかまってなかったのです。
キッチンがカウンター式なので、リビングで遊んでいるモナカさんをチェックすることは出来たのですが、お米を研いでいるさなかに
『ばひゅっ』
という、段ボールが大きく動く音が。
……この音は。
そう。モナカさんが段ボールの隙間をめがけて≪越えてはならない壁≫を飛び越えた音です。やっちまったな、あんにゃろう……。
他の部屋はリビングのようにラグやコルクマットを敷いていないので、ウサギの足に悪いし配線もあるので行ってはいけないっていうのに。
また怖い声を出しながら、脱出魔・モナカさんをリビングへ戻すのです。
(こういう時だけモナカさんは「ブブーッ」と反抗します)
リビングへ戻してからも、お世話係は怒ってるぞ!という気持ちを込めて「ダメッ!」と一言いいつけてから、キッチンへ戻りました。
今思えば、この時のモナカさんはきっとこう思っていたことでしょう。
そのくらい元気満点だったのです。おやつも食べたし。
……この時までは。
しばらくして晩ご飯の支度にひと段落し、ソファで寝そべっているモナカさんに撫で撫でしてあげようと近付くと、
こっちを見ようともしない。
……おや?
と思って、おやつのひまわりの種を1粒、口元へ持って行っても、プイと顔を背けるじゃありませんか。
……あれあれあれ?
なんと!!
まさかの、恐怖の≪食欲ゼロ≫スイッチがONになってるじゃありませんか!!
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル こんな突然て、ある!?
急転直下とはこのことですね。
何故だ。つい数分前まで元気だったのに。おやつおねだりしてたのに。
また耳を触ってみると、いつもより冷たい感じ。
まじか!!
と愕然としていると、撫でられたくないモナカさんは嫌がって自らケージへとスタターッと戻って行きました。
ああ、また始まった。数日前のあの状態 ↓
いやー参ったな。
とはいえ、ついさっきまで元気だったし今回も、絶食の超初期状態だと考えられるのでそこまで心配しなくてもいいかなぁ……。
とそっぽ向いているモナカさんを正座しながら見守る私。
そんなこんなで、家事をしつつ先に私だけ食事を終え、モナカさんをまた頭から身体にかけてマッサージしながら待っていると旦那さん帰宅。
事情を説明すると、旦那さんはモナカが最も愛するサプリ≪アクティブE≫を1粒やろうと口元へ持って行きましたが見事に断られる始末。
「へぇ。初めて見ました。モナカの食欲無い姿。」
そうなのです。いつも平日に事件は起きるため、旦那さんは現場を見たのはこれが初めてだったのです。
明らかにいつもと全く正反対のモナカさんの行動を見て、旦那さんも興味深げにマッサージをしてくれていました。
それからは人間の食事やお風呂の時間、交わりばんこでマッサージを続けた結果、22時頃にモナカさんは突然起き上がり、また何事も無かったかのようにペレットを食べ始めたのです。
「ね!旦那はん!突然食べるでしょ!?」
と、興奮気味に指さしながら騒ぐ嫁。
「ほんとだー。とりあえず良かったですね」
と通常通りの冷静さでモナカさんを見つめる旦那。
そんな感じで絶食事件はまた、超短時間で事無きを得ました。
そして人間の就寝前には、いつもどおりソファへ登って来て旦那さんにおやつをおねだりする姿勢まで見られるほど回復しておりました。
……気のせいか、私には一切甘えてきませんでしたけども。。。
それどころかお尻ばかり向けられていましたね……。
ふんだ。いいさ。食欲戻ったんなら。嫌われたっていいさ。
これが反抗期の子どもを持つお母ちゃんの気持ちなのかしら……。
でもまあ。ウサギさんなので。
翌朝にはもういつも通りです。
こういう時ほど、ウサギさんのオツムの大きさで有難いことはありません。
ウサギさんで良かった。
翌朝の出されたう●ちを見てみると極小だったので、多少なりとも胃腸が動かなかったことは確かなようです。
換毛期だからかなぁ。。。通常時よりもセンシティブになっているのかも知れません。
とはいえダメなことはダメだからね!
以上、ウサギの反抗期は約3時間だったというレポートでした(笑)
人間も、次の日まで不機嫌を引っ張るような性格ではいけないなぁと自分を顧みるこの頃です。