帯広へちょっと行って来た #3
つづき
さて午後は思いきって「行くなら今しかねぇ」がテーマです!
これ帯広広尾自動車道っていう、高規格幹線道路です。
ありがたい。ただでさえ全部がいちいち広くて遠いところを、無料で高速で乗って良し!なんて、ありがたい!!
帯広ジャンクションから、忠類ICまで約58kmをビューンと行けたおかげで、足をのばすことが出来ました。
あまりの暑さと日光と、ひたすら真直ぐな道に、毎日働きづめの旦那さんは運転しながら「眠たい~」と発するたび、私はペチペチと旦那さんの腿や肩を叩きまくり応援しました(笑)
ごめんよ旦那さん……ペーパードライバーで。。。
そう。忠類村(あ!もう村じゃないんだった)に用があったのはこれ。
古代好き・科学好きとしては博物館があると言われたら気になってしかたないのである。
ナウマン象の全身8割ちかい化石が出土して、日本ではじめて全身骨格の復元に成功したのですて。
入園料300円から察するに……本当にこの骨格標本しか無い可能性大……。と分かっていても、生涯で一度しか行かないんであれば近くに居る今しかない!と思ってしまうのです。
感想は、想像通りでした(苦笑)
この大きさはね、
「あれ?さっきのナナ先輩と同じ大きさかな?」
「いや、ナナ先輩の方が大きいんじゃないです?」っていうくらいの、大きさ。
果たしてこのナウマンさんは、大人だったのか子どもだったのか。
泣きそうになった驚いたのは、『化石発掘の際に使用された割り箸』と、朽ち果てた割り箸すらも丁重に展示されていたこと……。
たとえそんな規模だとしても、当時の人たちが見過ごさずに全部を掘り起こしてくれたロマンと情熱に脱帽ですよ!!
そして、このナウマンさんが現代によみがえることになったキッカケ。
こんなジオラマが出口目前においてありました。
どうやら、おマヌケな1頭の悲劇が古代を知るきっかけとなったようです。遠巻きに見ているヘラジカが何ていうか世知辛いです。
とはいえ、この建物がある一帯が【道の駅】なので便利!
飲食も物産も子どもたちの遊び場もすべてが兼ね備えられているので、地元の人にとっても便利なのかなぁと思いましたよ。
せっかく十勝に来たからには。
旦那さんはラーメンセット。豚大好きなのに、豚丼にはイマイチ興味が持てないようです。
暑かったので蕎麦と悩んだのですが。やはり十勝ですからね。
やがて、戻ったらちょうど帰りのJR時刻になる頃だったので、来た道を戻りました。
夜明けに起きて夜遅くまで働きづくめの旦那さん、いろいろと連れまわしてしまってごめんなさい。ありがとう。
ちゃんと野菜も食べてね。
おかげさまで今回の旅でお世話係は、
道内唯一のぞうさんと、日本初のナウマンさん骨格を見たぞ!
と胸をはって言えるのでございますよ!(誰に?)
ということで、夕食前には札幌につく特急で家へ戻りました。札幌は気温は下がったもののもっと湿度が高くモワッとしていてそれもまたいやでした。。。
この猛暑の中、モナカさんは……元気にしておられました!
良かった良かった。食欲も落ちてないし、う●ちも出ているし一安心。
そうそう、動物園で観てきたよ。モナカさんの中身。。。
これは帯畜大とコラボして研究結果を置いてあるブースみたいなところに、いろんな動物の頭蓋骨がおいてあったよ♪
モナカよ、おまえのことは丸っとお見通しだ!!
さ、北国はあと1ヶ月しか夏ないのでがんばって乗り切ろう♪