モナカと出会った頃
モナカ、2015年11月 お迎えされる
我が家にウサギさんをお迎えすることになるのは、突然でした。
旦那さんが小学生の頃、ウサギを飼っていた経験があって「いつかまた飼いたい」とは聞いておりましたが。
結婚して生活も落ち着き、冬を迎える前のある日突然
「ウサギを飼いましょう。お店へ見に行きましょう」と。
Σ(゚口゚; 旦那はーん!?
私は団地育ちなので、今まで家にいた生きものは
・インコ
・メダカ …………以上。
立派な(?)生きものをちゃんとお世話できるんだろうか!?と不安にかられながらも、まずは実際に会いに行ってみましょうと。
札幌でうさぎ専門店といえばおそらくココが思い付くかと。
【ゆめみるうさぎ】
とっても親切で色々と教えてくれて助かりました!
なんてったってウサギ初心者ですからね。私。
まずは専門店でちゃんと体験することから始めたのでございます。
いざ、日曜日にお店へ行ってみると、たくさんのケージに種類もカラーも異なるウサギがいっぱい。 な、なんて可愛いんだ……。
そんな中、
旦那さんがあるケージにくぎ付け。
その子以外にはまったく見向きもしないんでございます。
それがお店で唯一の黒ウサギでした。
なんてったってウサギ初心者ですからね。私。
初心者でも飼いやすいよう、
「どうか、どうか繊細じゃない子を……!!」
ただそれだけを店員さんへお伝えしました(笑)
するとこの黒ウサギ、図太いようです!(これ褒めてないなあ)
旦那さんが昔飼ってた記憶から、男の子はおしっこを飛ばすことがあると聞いていたけれど、この子女の子だし!!
ためしに膝の上に乗せてもらったら、
「な、なんだこの毛ざわり……。ベルベット超えてる!!」
と、すっかりメロメロにされてしまったのでした。
旦那さん的には「顔が一番シュッとして美人さん」とのことで、二人とも納得の決定!!!
まさか、ひとまず見に行く → 一目惚れ という図式におさまるとは。けどもう決めちゃったので、そのまま店長さんにチョイスしてもらうがまま、ケージからご飯から必要なもの一式を車にぎゅうっと詰め込んで、移動用ケージだけ箱からバリッと出して、すぐこの黒ウサギを中に入れ助手席に乗せて帰ったわけです。
モナカ、新居にうつる
そしてその帰り道。
私たちはどんな名前にしようかと、ああでもないこうでもないと呟いてはボツ、呟いてはボツを繰り返しておりました。
途中、決まらなさすぎて「通り過ぎてく車のナンバーの平仮名をつなげる」とか、意味不明すぎる決め方に陥りかけました(笑)
家に着く直前に旦那さんが、
「モナカ」
と呟いたことで、それいいね!となって決定したのでございます。
けっこう友人には「黒いのとモナカが結びつかない」と言われ、なかなか覚えてもらえない名前です……。もしやこれもキラキラネーム……?
そんな感じで、家の中へ入る頃にはすでにモナカちゃんなのでした。
突然のお迎えとなってしまったので、慌ててまずはケージを組み立てました。基本的に工作が得意ではない私でも、必死になればやれるものなのですね。自分を褒めたい。
元々あったパソコン一式とソファをえいやッと大幅に移動して、そこにケージを設置。お店で見てきた記憶通りにご飯やお水の容器とトイレをセットし、さ、モナカさん、入居です!!
お店のかたが、
「最初はご飯食べないことはおかしなことではないので、様子を見てあげてください。もしかすると購入したペレットだと製造日が違うだけで受け付けないこともあるかも知れないから、今朝食べていたペレットも持って行って」と袋に分けたのも戴いてきました。
おそるおそる、夜食べるかどうかペレットを与えてみると、
しっかり食してくれました!!やった!
緊張しすぎて疲れてお腹が減ったのかな?くらいに思っていたのですが、旦那さんがぐいぐい頭を撫でても全然嫌がらず。(私は当日くらいは放っておいた方がいいのかとさえ思っていたので)
よ、良かった!!この子、図太い……!!
こうしてモナカとの生活が始まったのでございます。
ちなみに
ウサギ初心者の私が、食べながら同時にう●ちをコロコロおとすモナさんを見て驚いたことはきっとウサギ飼いあるあるですね。